オーガニックコットンをご存知でしょうか。オーガニックコットンのワンピで夏の着こなしを紹介します。オーガニックコットンを着こなすなら目には映らないメリットを知ってチャレンジしてみてください。きっと夏期の気分がハイになれそうです。
オーガニックコットンのメリット。
オーガニックコットンは、3年以上農薬や化学肥料を使わない農地で栽培された綿のことです。
オーガニックコットンとは、オーガニック農法の基準に従い、認証機関に求められた農地で農薬や肥料の減額な基準を守って育てられたコットンのことです。
肌がデリケートな方や地球環境について考えている方に注目されているのがオーガニックコットンです。
オーガニックと聞くと、なんとなく肌や環境に優しいイメージを感じる方も多いかと思います。
オーガニックコットンは着心地が違います。
丈夫で家で洗濯ができ、いろんな場面で使い回しができるので永く使えます。
オーガニックコットンと通常のコットンとの違い。
オーガニックコットンと通常のコットンとの違いは何でしょうか。
そもそもオーガニックとは、農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料によって生産された「有機栽培」の農産物のことを指します。
有機肥料は油粕や鶏糞、魚粉、骨粉、米ぬか、草木灰などの有機物を使って作られます。
有機肥料は土壌を改良し、持続性が高いという特徴があります。
農薬や化学肥料を使わず、厳しく定められた生産方法の基準に従い、2～3年以上オーガニック生産を実践して、認証機関にオーガニックコットンとして認証して初めてオーガニックコットンの表示ができます。
これに対し、通常のコットンは農薬や殺虫剤を多量に使って育てられます。
綿花は麻にくらべると害虫に弱いため、多くの殺虫剤を使います。
さらに栽培効率を上げるための化学肥料、殺菌剤、除草剤、実がはじけた後の落葉剤と様々な薬品が使われている現状があります。
特に殺虫剤の使用量は、綿花の耕作地は世界の耕作地のうち、わずか2.5％であるのに、これに対して世界の殺虫剤の約16％、農薬全体の7％が綿花の畑に対して使われます。
この農薬は人体に有害で、綿花の生産量第二位であるインドでは、綿花栽培に携わる方たち多くに健康被害がでています。
めまいや倦怠感、吐き気、口内の麻痺といった症状です。癌の恐れも疑われています。
オーガニックコットンは、普通のコットンと違い収穫された後のコットンは、普通に栽培されていても残留農薬はとても少なく、肌にダメージを与えることはありません。
綿花は害虫に弱い作物なので虫よけの対策として、あえて殺虫剤を使わず、トウモロコシなどの雑穀を植えテントウムシなどの益虫を増やし、害虫を捕食しています。
肥料は、牛糞や堆肥などの有機肥料を使い、土壌を豊かに改良していきます。
通常のコットンは綿花を収穫する前に、葉が混じるのを防ぐため落葉剤を使用します。
撒かれた落葉剤は摘み取り作業員や、選別作業員などの人体えの悪影響、さらに周辺の自然環境にも影響を及ぼします。
しかしオーガニックコットンの畑には、落葉剤は使わず、水を与えないで、霜によって自然に葉が落ちるのをまってから収穫します。
オーガニックコットンは加工時の違いは、コットンというと「白」のイメージがあるかもしれませんが、綿花の色は、元来うっすらと茶色がかかったアイボリーです。
真っ白なコットンに仕上げるためには、化学的な漂白剤を使用します。
オーガニックコットンのワンピ。
写真が、女性向けパーソナライズワンピースブランドのimnessのギャザーオーガニックコットン ロングシャツワンピです。
オーガニックなので上の説明でもあったように白は選びません。
夏らしくブルー、ベージュ系でコーディネートがおススメです。
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